独学で1級小型船舶操縦士に挑戦 その5 実技後半
フェイスブックでの反響がwwww!!
お待たせしました!
はい実技試験後半戦!
試 「はい、ではB番さんは1番さんと前後入れ替わってください。」
きた!!
S 「はい!」
試 「はい、ではさっき言ってたあの白い建物わかりますか?」
S 「あの白いのですね?」 ←指さして
試 「はい、そこに向けて1500で直進してください。」
S 「はいっ!」 ←元気よく
ささっと船尾に移動して
S 「船尾周りよしっ!!」指さして
コレ!!
若人よ!
さっきからコレ忘れとるんぞ!!!
次からやれよ!ってメッセージを込めてちょっと大き目の声で言っときました。
※沖では必要ないとのご指摘がありました。
sigewoは正解を知りませんので、停船してる状態から
「発進します」と言う前には全てやるようにしました。
※2気になってDVDを見直したところ、
停船状態から発進する際には船尾周りの確認をしましょう
と言ってますね。
ま、やり過ぎて減点はないでしょうから。
試 「はい」
運転席に戻って、前後左右見て、
もちろん大げさに首を振って
S 「前後左右よし! 白い建物に向けて発進します!」
試 「はい」
動き始めます。
ほらほら~
試験官が「はい」って言ってくれるやん?
これよこれ!
「はい」で試験項目が載ってるシートに
どんどんチェックが入りよるばい!
試 「では、あの島の上の鉄塔に向かって変針して、3000位で滑走してください」
S 「はいっ! 鉄塔に向けて変針して増速します!」
試 「はい」
S 「左前方よし! 左後方よし! 左旋回で変針します!」
試 「はい」
ゴゴゴゴ
結構倒れ込む~♪
直進状態になったら
S 「変針しました! 3000回転に増速します!」
試 「はい」
波がバンバン叩きます!
♪ た、楽しい・・・!!!
変針を2.3度やってあちこち走り回ります。←もちろん指示通り
楽しいぜぇ~!
マリノアと能古島の間の海域を広々と運転します!
楽しすぎる!!
程なくしたら、
試 「停船してください」
S 「はい! 後方よし! 停船します! 中立よし!」
「・・・・、停船しました!」
お次は後進です。
ここでも一度停船したら、動かす前に
S 「船尾周りよし!」
揺れがぱねぇんでヒザついて指さしです。
それから後進。問題なし。
それから問題の人命救助です。
ドキドキです。
風が心配です。
船体にぶつけんように気を付けよう・・・。
S 「要救助者発見、救助に向かいます!」
試 「はい」
船尾周りチェックに行こうとすると
試 「あ、ここはいいですよ。」
S 「あ、はい。えー、右舷から回収します。」 あれ?よかったか?
試 「はい」
1500位でじわーっと近づいて
10m手前位で一回中立に
試 「はい」
おお?
この1回中立にするのもチェック項目か?
再び前進。じわーっと。
ブイに向かって真っすぐ。
この惰性で進め!
ってとこでシフト中立!
左に少し切る!
船首が気持ち左に振れて、ブイが少し離れる!
おし!! 今や!
ボートフックをさっと拾って船尾へ!!
離れてるであろう1~2m先を見ても、ブイが無い!!
ええ!?
右舷ぴったり~!
やべぇ!
接触したかなぁ・・・。
風で流されとるのはブイの方やった~
素知らぬ顔でさっと取り上げて
S 「救助しました!」 ←成功したぜぇ~なテンション
そーか、風が強すぎる時はブイの方が早く流されるけん
それも計算してボート着けんといかんね・・・。
まぁ轢いてはないけん大丈夫でしょ
試 「は~い。ではハンドコンパスね~」
「あの白い横長の建物わかります? あの左端を測ってください。」
S 「はい・・・。」
なんやこれ?
初めて触った!
想像より重い!
プリズムが回らん!意外と固い!
船の揺れで定まらん!
S 「え~っと、・・・、~度です。」
試 「はい。ではまた運転席に座って。」
S 「はい。」
試 「あの教会の方に直進してください。3000位で」
S 「はい。」
船尾周りチェックに行こうとすると
試 「あ、いーですよそのまま向かって」
S 「え? あはい」
ここは検定項目関係なしかな?
いちおう
S 「前後左右よし、発進します!」
カキカキ・・・カキカキ・・・・。
しばらく走りながら試験官さん見ても、
やっぱり全然こっち見てないけん
今は試験と関係ないみたい。
ただの移動かな?
しっかし楽しぃ~のぉ~!!
試 「はーい止めてください。」
S 「はい!停船します。後方よし!
中立よし。 停船しました!」
試 「はい。 ではアレ見えますかね?
オレンジのブイ3つ。」
!!!!
おーっと今度はオレから蛇行の試験か!!
そりゃそーか。公平にせなですもんね。
S 「えっと・・・、あ、あれですね見えます。」
試 「どちらからでもいいんで連続旋回してください。」
S 「はい! えーっとでは左舷に見て蛇行します!」
試 「はい」
船尾に行って、指さし確認
S 「船尾周りよし!」
きょろきょろして
S 「前後左右よし! 発進します!」
きょろきょろしながら
S 「増速します!」
波立ってんでなかなか安定しません!
第1ブイの横は船体と10mくらい離して・・・、第2ブイとの中間を通る!っと
上手くいってます。
大き目にふくらんで、十分第2ブイと離して、
第3ブイとの中間を通る!!
上手くね?オレ!
元の直線に戻ったら、
S 「減速、停船します!」
試 「はいそのまま直進してて~」
試 「は~い。では前方にこんな感じで船が見えてます。
避難操船してください。」
おっと、きたきた。
左から網を引いてる漁船右舷を見せながら走ってる絵
を見せられます。
S 「停船します! 後方よし、
エンジン中立! ・・・。
停船しました!」
試 「はいでは、交代してください~~」
あとの二人蛇行の検定。。。
船尾周り確認はせんでいいにしても、
船体の安定感に欠けるし、
ブイに超近い感じで突っ込んだかと思ったら
次は超膨らんで遠いし。
かろうじて停船の時後方確認してたけど、
よーと見てない(アクションが小さい)し。
ぜってー通らんぞ? 的な操船・・・。
試 「は~い、では1番さんまた運転席に」
S 「はい。」
試 「手離してていーんで」
S 「あ、はい」
助手席からの試験官さんの操縦で
港に戻って行きます。
右舷と堤防との間2m弱
堤防に沿って進みます。
試 「はい、では今から着岸してもらいます。
で、そのまま上がったら係留、そして解らん、
それから離岸までやってもらいます。」
「あの電灯がついてる柱、見えますね。
あの真横に係留してください。」
「では1番さんどうぞ」
ぅ俺からか~い!!!
これはムズイぞ!
船の挙動とか流れとか見ときたかった~っ!!
しょうがない、公平に試験する為なんでしょうから・・・。
S 「えーっと、着岸点に左舷着岸します!」
試 「はい、あ、船尾はいいですよそのまま行ってください」
S 「あ、はい。前後左右よし!
発進します!」
じわ~っと近づいて、35~40度の角度で接近だっけ?
もうちょい近づいたら・・・、
ここでいったん中立!
試 「はい」
おお!
ほら!
ん?もちょいか?
前進・・・、中立。
右に切って・・・、
よしよしこのままこのまま、
はい!逆ハン切ってぇ
後進一発入れてストップ!
ブォン!
ハンドル戻して中立!
S 「中立よし!」
試 「はい」
速攻ボートフック持って、
クリートにかけて、引っ張ります!
ぴしゃり!!
ロープを拾ってぇ・・・、
おわ!冷てぇ!
下船!
桟橋から
冷たいロープで船を引き寄せる!
風が船尾から船首方向に吹いてるから、
(船についてる”試験中”の旗を見るべし)
船尾から係留!
ロープが張らないようにたるみを持たせて
なんこのクリート!?
ええいままよ!
クリート止め!
余ったロープは丸めて、船首も!
S 「係留しました!」
うぉい!!!!
完璧やろ!!!
試 「はい、では引き続き解らん離岸してください。」
↑
いつの間にか降りてる・・・。
S 「はい! 解らん、離岸します。」
さっと船首側から(風下)、
船尾側とロープをほどいて
S 「乗船します!」
なんとなくまとめて踏み台みたいなとこに置いて
ボートフックでクリートを押して
桟橋から離します。
離れたら、ボートフックを置いて、
船尾周りチェック!
S 「船尾周りよし!」
「後進離岸します!」
試 「はい」
S 「前後左右よし!」 首いてーな。。
後進に入れて、動き出す!
ある程度離れて、
S 「離岸しゅうry・・、」
試 「あ、もちょっと離しといて。」
S 「あ、はい。」 ブォン!
試 「はーい いいです」
S 「はい、離岸終了しました!!」
終わった~~~。。ふぅ
試 「はーい、ではB番さん、どうぞ」
B 「はい、えー、あの2番目のクリートですよね?」
試 「・・・・! ん?どれ?」
おいおい、なによ?
オレ間違えとった???
B 「あの先端から2番目の・・・。」
ん?? オレこの距離でクリート見えん・・・。
試 「ん? あれのことな? あの柱立ってるよね、あの横ね!」
何言ってんのコイツ的なテンションで言われてます笑
B 「あ、はい。えーっと、
着岸点に左舷着岸します。」
試 「・・・。」
動き出します。
あれ?早くね??
右に切って中立。
それでもまだまぁまぁスピードある!
ここで一回後進!?
ブ~ン!
ええ!?
まだ離れすぎやろ!?
前進、・・・。
中立、
逆ハン切って後進!!
ブォン!!
あ! それ!!
Youtubeで見た! アレの真似か???
前進!? 進み過ぎ!!
後進! おいおい!
見かねた試験官・・・、
試 「ボートフック届くんじゃない?」
!!??? 言われた~っ!!
ボートフックで引っかけようと手を伸ばした・・・、
ギリ遅かった!
まだ伸ばす!!
ヨロっ
!!!!!!!!!
S 「 おい!!」
ガシっ!と思わずB君の腰のあたりを掴んでました・・・・。
B 「すんません・・・。てへ」
このばかちん!
てへじゃなかろーが!!
試験官が操縦してしまいます・・・。
あ~あ・・・。
試 「はい、係留して~」
B君ボートフック持ったままロープも持って上陸
船尾側からぎこちなくクリート止めして船首側も。
B 「・・・・・。」
試 「・・・・。」
試 「はい、じゃ続きして」
投げやりwww
ほどいて乗船しようとするとこに
S (先生、ボートフック置きっぱなです)
試 「あれ持ってきてね」
B 「あ。」
・・・・・。
乗船してロープもまとめず、
ボートフックで押して運転席に。
お~いって!!
船尾周りは!!?
ここ絶対要るとこやろ!?
B 「後進離岸します。
前よし後よし右よし左よし」
・・・・。
ここはなんなく離岸。
試 「・・・・。 はーい交代してください」
もうーね、見てられん・・・。
あ~あ。
それからAちゃんに交代。
A 「えーっと、着岸します。」
試 「・・・。」
動き出します。
・・・・・、
おっそ!
近づいて・・・、、、?
右に切らんの??
おい!
船首ぶつかるって!!
中立!
ゴン!
Oh! mine…。
左舷船首あたり接触。
それで向きが変わったけど
その時にはすでにボートフック持ってスタンバイ。
わざと当てたん??
引き寄せるもなにももう上がれるやん・・・。
ロープ持って船尾側からクリート止め ←遅い
船首側 ←遅い
あまりのロープまとめず。
Aちゃんの係留中に B君が話しかけてきた。
B 「なにがまずかったっすかね?」
・・・・・、
あんた全部やろもん・・・。
S 「あまりのロープまとめんとねぇ。ほら、アレ」
B 「あぁ~・・・っ!」
いやいやいやいや!!!
そのリアクションおかしかろ!?
「あ~っしまったあれ忘れとったかぁ~っ!」みたいな
「あぁ・・・~っ!」っておかしかろ!!!??
ほんとは全部よ!?
全部だめよ!?
あんた確実に落ちとーよ!?
これで通ったらこの試験ザルよ!?
試 「はい、じゃあ解らんして離岸してください。」
A 「はい」
ほどいて、案の定船尾周り確認せずに
A 「えーっと、バックでします」
・・・・。
おじさん困っちゃうなぁ///
A 「え?バック?
えっと後進で離岸します///」
かわええのぅ ↑ネタじゃなくてマジです
なんとか後進離岸でき全員終了。。。
試 「はいではちょっと変わってください」
出発地点にビタっと着岸!!!
う、うめぇぇ!
さすが先生!
試 「そのまま乗っててね~」
ささっと係留 はぇぇ!!
さすが先生!
試 「はい、ではこれで実技試験は終了します。
発表はX日にHPにアップされますので云々・・・。」
S 「ありがとうございました!」
A、B 「・・・・、ありがとうございました・・・。」
最後まで元気ない。
桟橋を戻りながら若人に聞いてみました。
S 「練習してたんですか?」
B 「はい。一応・・・。」
S 「学校で? 先輩に教わったとか?」
A 「船が全~然ちがうもん!!」
知らんがな。。。。
S 「・・・。」
B 「どこで練習したんですか?」
S 「オレ、船触ったの今日が初めて・・・。」
A、B 「ええええっ!!?」
B 「ばり上手い!!」
S 「へへへ・・・。 お疲れ様でした~」
A、B 「お疲れさまでした・・・。」
だろ?? オレ上手かったよね?
絶対受かったよね?
ムフフフ♪
キミらのお陰でオレの良さが際立ってくれたかな?笑
その後買い物してご機嫌のヨメさん達に合流して
新年会会場へ
こりゃ合格祝いの宴かぁ~!!
あの二人にはかわいそうやけど・・・・・。
さて発表やいかに!!
も少しだけ続きます。